弟が旅立って、今日で52日の月日が経った。
不思議と四十九日が過ぎてから、やっと気持ちが穏やかになった気がする。
わたしは弟を胸に刻んで生きていこうと思う。
とういうより、悲しくても、それでも前を向いて生きていくしかないのだ。
しんみりするのが好きじゃなかった弟、お酒を飲むことが大好きだった弟、
ふざけるのが大好きだった弟、人一倍責任感が強かった弟、
大事な大事な家族を残して、先に逝ってしまった。
悲しみは深すぎて簡単に言葉では言い表せられないけれど、
弟の分まで強く生きるしかない。そう言い聞かせている。
弟よ、ありがとう、いつまでも絶対に忘れないよ。
弟を胸に刻んで、これからも一緒に生きていくのだ。